 (写真はAIM-7M) |
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| Rb71は、イギリス製のスカイフラッシュセミアクティブレーダー誘導中距離空対空ミサイルをライセンス生産したものです。さらにそのスカイフラッシュはAIM-7EスパローIIIをイギリスが改造を加えたものです。 原型であるAIM-7は、「母機の誘導が必要｣｢まともに動かない｣｢当たらない｣と三重苦であり、発射後半分は正常動作せず、パイロットから大きな不評を買いました。本来AIM-7は、核爆弾を搭載して大挙しいて押し寄せてくるソ連爆撃機に対する、要撃システムの一部であり、通常の基地から発進する戦闘機が戦闘機を攻撃するためにつくられたモノではありませんでした。 AIM-７E(Rb73スカイフラッシュ)は速度、機動性、射程、可動率の大幅向上を実現し、対戦闘用に大幅強化されたものです。とは言うものの依然として命中率も低く信頼性の低さはほとんど変わらず、セミアクティブレーダー誘導であるため母機の誘導も必要とするので、時代遅れ感は否めません。 誘導は、母機がレーダーロックオンしている目標のレーダー反射波を先端のパッシブシーカーが感知することにより誘導されます。母機は命中までロックオンを継続せねばならず、その際は機動も行うことができず直進するのみとなります。近距離で使用した場合目標から赤外線誘導ミサイルによる反撃を受ける危険性もあります。誘導中はほとんど無防備になってしまうのです。 |
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